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20160816

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画面が浮いていて角をマスキングテープで留めていないといけないぼろぼろの携帯に私のあげたコアラがペタッと猫と一緒に張り付いている。

 

 

 

 

 

今日で長い長い夏休みが終わってしまうこと、私の二十歳の夏が終わろうとしていること、好きな人と付き合えないということ。その三つは嫌になるくらい理解した。私の好きな人は私と形式的な約束をすることに積極的ではない。あの人の空気感はお互いの気持ちを掴めなくさせる。あれはバリアだ。あの空気感で自分を守っているのだ。自分の逃げ道をいつもつくっているのに、私の入る隙など与えさせない。それが彼にとっての安心感なのだろう。とても悲しい。私の時間をどれだけ捧げても入り込めないのだから、どうしたって悲しい。おままごとごっこに付き合っている暇などないはずなのに、自分に呆れてものが言えない。

 

 

同じ時間をすごして、笑ったりして感情をすりあわせたり、同じものを食べたりして、

夜には少しだけまじりあったりしても、ため息が出ちゃうね。

 

 

彼の水タバコを吸う姿は色気があってたまらない。ブクブク音をならして蛇のように長い管に口をつけて吸い込む。そのとき首のあたりに力が入って、骨が浮き出る。力が入ったと思ったら一気に脱力、鼻や口から霧のような煙がゆらゆら漂う。くゆらせたその煙に飲み込まれて顔が見えなくなる。その一瞬の出来事で私は空をも飛べる気持ちになるんだ。

 

 

 

 

 

 

なにかしらの決断をする気力もない。明日から仕事の波に飲まれまーす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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